株の情報は現在進行系でトレードを行っている人から習ったほうが良い理由

2021年2月26日


株の情報は書籍やホームページ・ブログ、SNSなど、様々な場所に溢れていますが、どの情報を信じればよいのか?わからないという人が多いのではないででしょうか。
筆者ももちろんその一人ですが、一つだけハッキリしている事があります。
 
それは、株の情報は現在進行系でトレードを行っている人から習ったほうが良いという事です。
今回はその理由について書いていきたいと思います。
 

AIアルゴリズムのプログラム売買の台頭で起こった変化

数年前までは、AIによるシステムトレードと聞くと、そんなの本当に実在するの?というレベルだったのですが、2021年現在では既に当たり前の存在として認識されるようになりました。
 
実際、海外や日本の機関投資家のほとんどの株取引は手動注文ではなく、AIプログラムによる自動売買です。
資金力を持つ大口の個人投資家も高いお金を払ってAIトレードツールを導入するなど、その動きは個人にまで拡がっています。
 
AIの台頭以前は、資金力の差はあっても、株の値動きを生むのは人の思惑の交錯、人と人の化かし合いでしかありませんでした。
 
ですが、AIの自動売買が普及してからは、機関投資家や大口の個人投資家が持つ「AIプログラム」対「人」の戦いになってきているのです。
 

AIが個人投資家を手玉に取る時代

機関投資家は個人投資家を養分にして利益を上げる。
個人投資家が損をする=機関投資家が儲かる。
 
これはAI台頭以前から変わらない流れです。
 
アメリカで起こったゲームストップ株問題は、空売り攻勢で個人の資金を食い物にしようとするヘッジファンドを個人投資家が結託して打ち負かしたというものですが、「個人がヘッジファンド・機関投資家に買った!!」という事が、超異例の自体として報道されている時点で、個人は機関投資家に勝てないのは当たり前と認識され続けてきた事を示していますよね。
 
残念ながら、AIの台頭以降、この流れはどんどん加速してきています。
 
AIは個人投資家が群がると、個人が嫌がる値動きを作ります。
 
具体的には、好決算に個人投資家が飛びついたら、ギャップアップからの大陰線を叩いて、個人が逃げて株価が下がってから買い集めます。
個人が投げて安くなった株を買い集めてから、今度は買い圧力を見せることで株価を上げて大きな利益をあげます。
 
好決算期待で早めに仕込んでスイングトレードをしている個人投資家が多ければ、何の悪材料もないのに寄り付きのギャップダウンで揺さぶったり、下降トレンドで支持線付近に多くの指値がたまっていたら、支持線を割ってさらに下に連れて行ったりと、個人投資家が嫌がる動き、怖がって損切りしてでも株を手放ししてしまう動きを仕掛けてきます。
 
AIが個人投資家の心理の裏をつく動きを取ってくるので、簡単に手玉に取られてしまうというわけです。
 

古いテクニカルや統計は最新の株式市場では通用しない

株歴20年です!という人がいても、最近はほとんどトレードしない。
長期保有でゆったり、構えているだけというなら、その人が教える株の手法にはあまり価値はありません。
 
なぜなら、AIの普及で株の値動きパターンやテクニカルの考え方に大変動があったため、古いテクニカルや統計は通用しなくなったからです。
 
過去10年間のチャートパターンの傾向と、直近2年間の傾向は全く違うものになってきているのに、過去10年のチャートパターンを基に今後の株価を正確に予測できるでしょうか?
 
繰り返しになりますが、AIは個人投資家の心理の裏をついてきます。
 
これが正解とみんなが信じるものこそがリスク
そう考える必要があるという事です。
 

株を習うなら現役トレーダーから。ただし・・。

直接人から習うにしても、ネットの記事を読むとしても、現役トレーダーの発信する情報から学ぶ事が大切です。
最新かつ生の経験から得た情報には参考にするだけの価値があります。
 
ただし、影響力のある人やサイトの推奨銘柄に簡単に乗るのは禁物です。
なぜなら、有名サイトや、有名な株Youtuberの情報さえもAIアルゴリズムに組み込まれて狙われてしまうからです。
 
誰もがわかりやすく飛びついてしまう銘柄はリスクがあるため、自分でも分析して納得してエントリーするか、機関投資家、AIが操作できないぐらい圧倒的な出来高がある銘柄を選ぶなど、情報に乗るリスクというものも常に考えるようにしましょう。
 

まとめ

個人的にはAIや機関投資家の動きについてしっかり言及しながら情報発信しているサイトや、youtubeを参考にするのがオススメです。
あくまで参考というだけですので、最終判断は自己責任で行うようにするのも鉄則です。