自分の株だけ反発しない時はセクターから資金が抜けた可能性を考えよう!

日経平均が暴落し、自分の持っていた株も大幅に下落。

翌日、日経平均は反発し上昇したけど、自分の株は反発せずに下がったまま。

なんでこうなるの!?と理不尽を感じ、怒りを覚える人も多いと思います。

 

ですが、これは理不尽ということではなく、ちゃんと理由があります。

今回は資金の流れと注目セクターや市場について解説していきたいと思います。

 

株式市場の資金の全体量は決まっている

日本の株式市場の1日の売買高は時期にもよりますが、2兆円前後、多い時は3兆円にもなります。

ですが、これが5兆円、10兆円ということにはなりません。

2兆円〜3兆円の全体量の中で、どこに資金が流れるのか?という事を意識する必要があります。

 

株式市場の資金の流れを理解するための「あるある」

決算時期は決算銘柄に資金が集まり、マザーズやIPOは軟調に

決算時期になると、多い日では1日500社以上の決算発表が重なる事もあります。

こういう時期は、材料のある銘柄が多過ぎてエントリーも難しいのですが、当然、注目度の高い決算銘柄に資金が集まるので、マザーズやIPOには資金が集まりにくくなります。

 

その出来高も普段より減るので、普段は反発する銘柄でも、こういった日に下げてしまうと、そのままダラダラ下げ続けるという展開にもなりかねません。

 

個別銘柄に材料に乏しい日はIPOやマザーズのハイボラ銘柄に

上記の決算時期とは逆に、NYダウや先物の動きもにぶく個別銘柄の材料も乏しい、そんな日もありますよね。

こういった日は、IPOに資金が集まって熱い展開が起こることもよくあります。

またマザーズの値動きが激しいハイボラ銘柄に資金が集まったりもします。

 

材料に乏しい日だからといって、普段2兆円〜3兆円ある売買高が5000億円になるような極端な過疎化は起こりません。

必ずどこかに資金が流れるという事を意識しておきましょう。

 

国策や注目セクターの旬が強い場合は資金が集中し、他は出来高が細る

最近でいうと、マスクやウイルス対策や巣ごもり需要などのセクターが注目されたり、バイデン政権誕生を想定した再生可能エネルギー、EV(電気自動車)関連などが注目セクターとして非常に熱かったですよね。

国策関連の銘柄や今が旬の注目セクターには非常に大きな資金が集まるため、注目度が高ければ高いほど、他のセクターは弱くなる傾向があります。

 

直近で言うと、ビットコイン、暗号通貨関連の銘柄も盛り上がっていましたが、必ず資金が集中するセクターやテーマがある場合は、他のセクターから資金の移動が起こっています。

 

循環相場の時期はセクター間の資金移動が頻繁に起こる

トランプ大統領の時期は、良くも悪くも発信力も強く、断言も多かったので、Twitterの投稿一つで株式市場が大きく反応するという事がありました。

でも、バイデン大統領はなかなか明言しません。

環境関連に関する発言を期待して、先回り投資していた投資家からすると拍子抜けという感じです。

 

「環境関連銘柄から資金が抜けて仮想通貨関連に資金が移動する」

「半導体関連が一気に利確されて、DX系に資金が流れる」

 

将来性があるからと言って常に同じセクターに資金が集まり続けるという事はなく、こういった循環は必ず起こります。

 

また、今週はゴム等の素材系!今週はアパレル系!次は商船系といったぐあいに次々に注目セクターが変わる「循環相場」という時期もあります。

 

自分の株だけ反発しない時は、セクターから資金が抜けるという感覚を意識しよう!

日経が暴落し、大きく下げた翌日に反発して上昇しているのに、自分の株だけ反発しない。。

こういう時はセクターから資金が抜けているという事を意識してみて下さい。

 

例えば、あなたが再生可能エネルギー、洋上風力発電などの銘柄をもっていたとします。

 

日経が暴落→自分の株も含め、全体的に下がった

日経が反発→全体的に上がったが、自分の株はあがらなかった。

 

このケースだと、あなたの持っていた株が悪いのではなく「再生可能エネルギー、洋上風力発電」セクターから資金が抜けて、他のセクターに資金が移動した可能性を疑ってみるべきです。

 

もしその可能性が高いなら、いつかまた騰がるはず!と粘るよりも、自分の資金をさっさと最新の注目セクターに移した方が懸命です。

この感覚を持てるだけでも、投資家として少しレベルアップできると思いますので、ぜひ市場全体の資金の流れを意識してみて下さい。

 

まとめ

決算時期は相場の転換点になる事が多いです。

また、直近での半導体関連の利確の波のように、大きく注目をされていたセクターが押し目を迎えたタイミングも同様です。

最初は、あれ?なんだか流れが変わって来ているぞ・・。という感覚を持てるだけでも十分です。

ヒートマップで注目セクターの移り変わりを定期的にチェックしていくのも良いですね♪