スイングトレーダーよりもデイトレーダーが勝ちやすい5つの理由

デイトレーダーって難しそうというイメージを持っている方も多いと思いますが、実はAIが支配する現在の株式市場において、スイングトレーダーは最も負けやすいトレード手法になっています。

デイトレードは確かに技術はいりますが、技術を抜きにしても、スイングトレードと比較すると圧倒的に勝ちやすい環境です。

今回はその理由について5つのポイントに絞って解説していきたいと思います。

 

そもそもスイングトレードとは?

スイングトレードとは一般的に2、3日から数週間の短期間で売買を完結させるトレードの事を言います。

人によっては1〜3ヶ月程度保有する場合もスイングトレードとみなす場合がありますが、スイングのイメージで1〜3ヶ月程度保有をする人は、エントリーポイントやエグジットポイントを意識せず、ストーリーやシナリオを持っていない事が多いのが実情です。

 

将来性のある銘柄だし、上昇トレンドだから、良い感じに利益が出たら売ろうと浅い考えで株を買っているため、逆目を引いた場合に売るに売れず塩漬けになってしまうパターンも多いです。

一方デイトレードは「持ち越しをしない!」が大原則の1日で売り買いを完結させるトレード方式です。

 

スイングトレーダーよりもデイトレーダーが勝ちやすい5つの理由

1.悪材料の寄り付きギャップダウンのダメージゼロ。むしろチャンス

まず、一番わかりやすいポイントとして、デイトレードは持ち越しをしないため、寄り付きのギャップダウンに巻き込まれる事がありません。

NYダウの暴落による、日経の連れ安で朝から大きなギャップダウンで始まった場合、スイングトレードの場合は、前日に比べ大きく含み益を減らしていたり、含み損スタートになる事も多いですよね。

 

15時以降に日本経済全体にとって悪材料のニュースが出ると、多くの銘柄は翌日ギャップダウンスタートです。

それだけでなく、自身の保有する銘柄に悪材料が出る事もあります。

 

スイングトレードの場合、前日15時以降の材料に大きく左右され、マイナススタートになってしまいますが、デイトレードの場合は寄り付きのギャップダウンの影響はゼロです。

むしろ、個人投資家が朝から損をして逃げ出した後が絶好の買い場となるため、寄り付きのギャップダウンはデイトレーダーにとっては大きなチャンスになります。

 

2.理不尽な寄り付きギャップダウンのダメージゼロ。これもチャンス

AIは個人投資家に損をさせることによって、結果的に機関投資家に利益をもたらす動きをしますが、そのメインターゲットはスイングトレーダーです。

直近で好材料が出て、これから順調に株価が上がっていくと皆が予想する銘柄に個人投資家が群がっていたとします。

 

そうすると、AIは特に悪材料が無くても、寄り付きで理不尽なギャップダウンを作ってきます。

上昇するイメージを持っていた人が多かったとしても、板に大きな売りが出たり、成売りでの売り崩しがあると、恐怖感から投げ売りする個人投資家も多いため、株価はさらに下がります。

 

理不尽という他ないのですが、寄り付きだけではなく、場中でもナイアガラと呼ばれる一発大陰線でふるい落としをかけてくる事も多いです。

こういったAIの動きに対応できないスイングトレーダーは多く、せっかく目をつけて買った株を安くで手放してしまう結果になってしまいます。

 

AIが買いに周り、株価を上げていくのは、上記のように個人投資家が逃げ出して株価が安くなった後です。

デイトレーダーであれば、AIのこの動きを理解した上で、安くなったところでAIの波に乗って大きな利益を狙うチャンスがあります。

 

ナイアガラ後に買い挑み、反発で利益を取るデイトレーダーも多いですし、エントリーのタイミングも含めて利益を出すポイントを狙っていけるのがデイトレーダーの強みになります。

 

3.信用取引の追証のリスクが無い

スイングトレーダーは信用取引でレバレッジをかけて利益を狙う人も多いのですが、前日にNYダウの大暴落があり、翌日に日経が真っ青になってしまったらどうでしょうか?

資金余力の大部分を使っていた場合、これだけで追証にあう可能性が高いですよね。

また、前述のAIのふるい落とし、ナイアガラに巻き込まれてしまうと一発で追証ラインに連れて行かれる可能性もあります。

 

デイトレードの場合、仮に場中に信用取引でフルレバレッジをかけていたとしても、持ち越しを一切せず完結させるため、そもそも追証にあう事がないんです。

 

「信用取引で余力目一杯のスイングトレード」これほど危険な事はない!と覚えておいて下さい。

 

4.塩漬けで資金が固定され機会損失する事もない。常にチャンス銘柄にエントリーできる

スイングトレーダーはAIに狙われやすく、前述の通り大幅なギャップダウンやナイアガラで損益が膨らみやすい傾向があります。

こうなると、明確な損切りルールでダメージを最小化できていないと、売るに売れないところまで下がり、塩漬けになってしまいますよね。

 

損切りルールとして逆指値の指値売りをしている場合でも、急落のせいで指値が指さらずに売れないパターンもあったりします。

 

「塩漬け=資金の固定化」です。

つまり、他に資金を回せなくなるので、機会損失が起こってしまいます。

 

仮に100万円しか資金がないのに70万円が塩漬けになったとしたら、自由に動かせるのは30万円しかないため、買いたい時に買いたい株にエントリーできず、予算の範囲で買える株にエントリーするしかない状態になります。

 

目先の1、2万円のロスカット以上に機会損失はダメージが大きいという事を意識しましょう。

 

デイトレードであれば、常に1日で完結のため、毎日狙っている銘柄にエントリーできます。

デイトレードのルールを守ってさえ入れば、塩漬けによる機会損失は一切ありません。

 

5.デイトレならしこり玉を見極めて回避できる

「しこり玉」という概念をご存知でしょうか?

これは出来高だまり、抵抗線と捉える人もいますが、厳密には少し違います。

 

簡単に言うと、現在の価格より上に「高値づかみで売れずに取り残された人が多くたまっている状態」の事をいいます。

特にダラダラ下げている局面での値頃買いでの信用買いがたまってしまうと最悪です。

 

こうなると、株価が上がろうとしても、上に売りたい人がたまっているので、すぐに売りをぶつけられてしまいます。

 

さらに怖いのは「しこり」のある銘柄はAIに狙われやすいという傾向があるという事です。

 

「信用買いでの塩漬け=20%、30%の下落で追証になる人が沢山出るリスク」ということなのですが、AIはこれを狙ってきます。

 

好材料が出たのに逆に大陰線になる銘柄をたまに見かける事があると思いますが、これはしこり玉が大きく関係しています。

 

現在の株式市場では、しこりのある銘柄にはエントリーしない!という事がとにかく大切です。

 

スイングトレードの場合、自分自身がしこりの一部になっている事に気づかず、塩漬けしてしまう事も多いのですが、デイトレードの場合はしこり玉を見極めて回避することで、上る見込みの無い銘柄へのエントリーを避ける事ができます。

 

まとめ

他にも細かい点は色々ありますが、資金力に乏しい個人投資家がAIに負けないためにも、スイングトレードは避けて、デイトレードで勝負するべきというのが当ブログの基本方針です。

デイトレードなら勝てる!という事ではなく、スイングトレードに比べてデイトレードの方が圧倒的に有利に立ち回れるという事をご紹介しています。

 

もちろん、資金力があり長期でどっしり構えられる人は、長期投資のスタイルでもAIの揺さぶりは回避できます。

株初心者のうちは、デイトレードを難しく感じ、スイングトレードをしがちですが、デイトレードの方が勝ちやすいのは間違いありませんので、ぜひ勉強を重ねデイトレードにチャレンジしてみて下さい。

 

なお、しこり玉については、別の記事で詳しく解説しますね。